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2018年夏 らいマール2次試験敗退

はい春の訪れ前にサクラチル不合格体験記です。もう過去の不合格体験記はほぼ出し尽くしたので、このカテゴリーがまた更新できるとは僕自身も思いませんでしたので非常に残念です。

とはいえ我がブログの人気カテゴリーなのでまあ良しです。というかそう思わなきゃ電話に手が伸びてしまいます。

一応英語ブログという名目なので色々と書いてますが、英語をやってる人は他人の不合格が大好きな心の貧しい人が多いのかこのテの記事はぶっちぎりの人気なんですよね、その気持ちわかります。

というのは冗談で当時も慰めてもらいましたし、へへへざまあとか悪意満載の人は意外と少ないですねえ。かつての僕に教えてあげたいです。まあ意外との範囲ではありますけど。

ちなみにこのブログの読者さんにいたってはありがたい事に悪意満載の人は皆無ですね。

 

まあ人の不合格体験を知りたいってのは大抵の場合は悪意とかでなく「僕だけじゃないんだ」と思う為ではないでしょうか。

特に今の2次のシステムだと最終結果はかなり不安定になりますからねえ。それで悪い方の分岐になっちゃった人なんかは仲間を見つけて落ち着かなきゃ僕じゃなくても電話に手が伸びますからね、多分。

 

んで本題に入りますと記憶に新しいですが去年の夏の陣です。ちょい前に狂喜乱舞の自己最高出してその後に近年最低ってのもすごい。逆高山病なるわ!それほど英検ライフは過酷という事ですね、そりゃ道中で魔物にも取り憑かれるでしょう。

 

日本では既に遠い記憶かもしれませんがこの日は確かW杯真っ只中でした。

この週は急になんかに祟られたようにトラブルに見舞われ、なぜか珍しく病気もしてしまい、しまいにゃ当日に強制参加の社会活動で喉まで痛めて普通の神経なら英検を辞退するところだったんですが、何があってもフル参戦してきたのですでに洗脳されてるわ煽られてるわで結局はいつも通り参加しました。正常な感覚が麻痺してますね、完全な英検依存症でしょう。

それでもかろうじて残っていた真人間の感覚で寸前まで迷ってましたね。まあ最終的にはドヤ顔で参戦しましたけどね。

 

喉を痛めたっても別に歌姫でもないし激痛とかじゃないんで大した問題じゃないかと思ったんで参加したんですが、息して喉がオープンになると必ず咳が出ちゃってたんですよね。ちょっと誤算ではありました。風邪ではないので感染らないのは確かでしたよ念のため。

ただ他の人は何の咳か知りませんから不安を与えたらあかんと思い、待機用の控え室でも我慢、廊下でも我慢、んで面接開始になりました。ああもうここならいいやろ思い切り咳がしたい!と思うもハンデ戦アピールみたいになるとリピーターの沽券に拘るぜ!と誰に向けてるのかもわからん無駄なプライドで我慢。んで根性でいつも通りのテイでスタートしました。

 

が、一応ごまかしながらやるもののワンフレーズ保ちません。大きく息を吸うとゴホとかなるから「ザりっちハふとぅ…」みたいな調子が常。もうあかんと思いながらも逆にこなれてる感になってたり?とかポジティブに変換しつつ完走。

完走しただけですでに感動です。採点官もいい雰囲気でスムースなやり取りが続き、ああ俺は病魔に打ち勝ったんだ…英検も祝福してくれてる…二次試験てこんな爽快だったっけ?と感無量でグランドフィナーレでした。もちろん僕の頭の中での話ですよ。

妄想はさらに進み、挙句には喉が痛くても負けずに4とか5取った俺かっけー!的なイメトレもしてましたね。

 

んで結果はというと!その目論見は見事に砕かれて魔物時代中期の成績となりました。がーん。もち近年最低。

死闘の末に辛勝の合格を勝ち取った俺、みたいな第2分岐のシミュレーションもしてたんですがそれすらも全く届かずに砕かれました。バッドエンドじゃん。分岐間違ってんじゃん。

 

これねー僕の地声を知らない人だとしても変な声になっているのは明らかですし、ゴホゴホを我慢しているのはなんとなく動きからわかったと思うんですよね。んでこれどういう評価になるのかなーと思ってたらとんでもない総合点でした。

発音以外で2をもらったのは数年ぶりでしたね。まあ病気も自己責任だから当然なんですが、ちょっとショックではありましたね。

今のシステムにおいて、4との相殺が危うい2を入れるってことは「ちょっと際どいな」ではなくて「意思を持って不合格にしたい」てことだと思うんですよ。

ただひたすら様子が変で聞き取りくいってだけで、トピックはベタなのだったし一応そこそこ実績もあるんで、内容に関してはそこまで意味不明ではなかったと思うんですよ。

もしかして何か色々見えない救済で3とか4がいつも通りもらえたりしないかなとか思いましたが無理でした。それどころか波及効果的に他所にも2。えええーそりゃないぜー。

 

でもほらよくさ、期末試験のときに欠席した人には完全0点じゃなくて見込み点みたいのつけるじゃないですか。

そんな感じでなんとなく丸まった点数をつけたりしないかなと少しは目論んでたんですよ。事情を完全に察しないまでも、発音以外の部分は切り上げ気味の点をつけてくれるんではないかと!結果そうでもなかったです。

ん?でもまさかその事情も考慮した上でも総合的に僕の出来が悪かっただけなのかな?そうかな?かな?嘘だあ。

個人的には調整的に全体を低く均したのかなと思っています。真相はわかりませんがそう思えばまあ納得できるんでそういう事にしています。

 

これは英検は血も涙もないとか言いたいんじゃないんですよ。実際、僕は対面式の利点をかなり活かしてカタカナ英語での逆転もかなり体験してますし、協会の人は基本は激いい人ですから。

皆さんも英検の採点官は相当数いい人なのをご存知でしょうし、何かしらか忖度してくれた場面にあった方もいると思います。そりゃそうです大元はコミュニケーションの試験ですからね。

きっとスピーチ後半で胸を押さえてうずくまったら心配してくれるでしょうし、そこで僕の心臓はまだ動いてるんだ!ってスピーチ続けたいって言えばやらせてくれると思うんですよ。まさか心臓蹴り上げてここは真剣勝負の場だ、しゃべらないなら出て行け!とは言わないでしょう。おそらく乗り出して聞いてくれるでしょうし、2分のピピピも普通にアドリブで延長してくれると思います。

 

じゃあ、どうすればそういった対面式特有の忖度を引き出せるんでしょうか。

これはですね、もし何かしら事情があったらどうせならちゃんとアピールした方がいいです!!多分。

倒れそうなら我慢せずに事情を話して倒れた方がいいです。ぶっちゃけその場ではっきり見たり聞いたりしたら向こうはおそらく汲みに来なきゃいけませんから。まあまず試験はそんなにしてまでやるもんじゃないと言われるかもしれませんけど。

 

受験者がレベルアップした今、おそらく英検協会的には2をつける人をどっか探してるんじゃないかと思うんですよね。だって今の1級2次まで来る受験者はかなりの英語力がありますから、素直につければ全員3からスタートだと思うんですよ。

なので普通に採点するとほぼ沈黙だったとか、オウム返しのみの佐野実だったとかくらいしか平均以下をつける理由がないじゃないですか。

でもこんだけ受験生がインフレした中で何とか合格率を一定にするので、佐野実みたいな受験者なんかそんなにいないからなんか他の理由を採点官が探さなきゃならないですよね。

スタートで転んじゃった子のタイム取り直しはしないで済むならしないでおきたい的な。取り直せば平均だろうと予想出来てもです。

なので脂汗でも向こうは気づかないテイでやりますし、滝汗になったとしても多分わざわざフォローには来ません。ていうかまあそもそもフォローしてはいけないですしね。公平に採点しなきゃいけませんから。

ここに昨今のインフレですから、2を付ける大義名分がある人には出来るだけ付けておきたいって感じなんじゃないかと思います。繰り返しですが根本ではどうにか考慮してあげて3にしたいんだと思います、協会の人だって人間ですから。

でも現状誰かに2を付けなきゃいけないですからね。

事故的なミスでも事情が表に出なかった人が消去法的に2を貰わざるを得ないという形なんではないでしょうか。

 

まあ俺しんどいつらいこんなに不幸な事あったけど来たよアピールしたら必ず忖度してくれるのかどうかはわかりませんが、どうせいつも通りにできないなら協会の根本はいい人なはずなので、何かしら採点官の人間性による補正に賭けてみるのも手かもしれません。やりすぎたらシミュレーション取られて余計悪くなるかもしれませんけど。

 

いやーこの記事は本当は当時ソッコーでドラマ仕立てにして3部作くらいで出したかったんですけど、言い訳がましくて恨み節なんでね。今は一応リベンジしたんでいいだろというのと、来年度から一部機械採点になってこういったケースもなくなるでしょうから今回で決めたい!というみんなに役立つようにと思って堂々と発信となりました。

機械導入ってのはもしかしたらそういう人間的な忖度を排除するって理由もあるのかもしれませんねー。

 

にしてもこの回は当日の雰囲気はすげー良かったんですよねー。ただそれも不合格が開始数分で確定してたからなのかなー?

実はなんかコンプラワードでも入ってたんでしょうか。減点必至のボディタッチもしてないんですけど。やっぱ顔がなんかむかついたんですかね。

まあごくごく普通に単純に僕の出来が総合2.75だった可能性もゼロではないですけど。まあグレーなら自分の都合のいい受け止め方をするのが僕のオススメです。

 

そうそう余談ですがこの回については「昨今での最低記録」という表現を使ってますが、以前まで遡った最低記録だと僕1もらったことあるんですよ。しかも複数箇所。すごくない?もう逆にすごくない?みんなもらったことある?

当時は自分の目を疑いましたよ、でもどう計算しても1なのよ。だって3点の項目に試験官2名で6点なんだもん。1ってもらうんだって感じでしたね。しかも2人同時。文句なしの1。

今になって思えば当時は佐野実だったんでそりゃ1でしょうね。そこにさらに英孝語彙が入ってたんで面接官には地獄の10分だったでしょう。でも佐野実でも1ってなかなかもらえなくない?きっと当時は覚醒でもしてて超佐野実3かなんかだったんでしょう。英検に途中退場システムがあったら確実に打ち切りだったんではないしょうか。

そんな中で10分続けさせてくれたんだからやっぱ英検協会は基本いい人ですね。

 

なので不合格でも恨むなら英検ではなく自分か徳光あたりにしておきましょう。僕はこの週のドタバタの発端になった知人を今も恨んでるので何かあった時には猛烈にアピールする予定です。会う機会がないのが残念なんですけど。

 

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